「WPIプロテイン(アイソレート)のコスパ最強を教えて欲しい。」
「WPCよりWPIか向いている人は?」
「細マッチョ、ダイエットに適したプロテインが知りたい!」
今回の記事ではこのような声にお答えしていきます。
今回の記事ではこのような声にお応えしていきます。
WPIホエイプロテインとは、WPCホエイプロテインをさらに細かい膜を通して精製し、タンパク質以外の成分を極力排除したもの。アイソレートとも呼ばれ、価格は高めですがタンパク質含有率が高く効率的に栄養を吸収できます。
牛乳でお腹を壊しやすい乳糖不耐症の方や、細マッチョを目指して筋トレされている方におすすめです。
今回の記事では、WPIホエイプロテインについておすすめ商品や選び方を詳しく解説していきます。
最後に選び方も解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
WPIプロテインのコスパ最強おすすめランキング12選
高タンパク質なWPIプロテインのコスパ最強おすすめランキングを紹介します。
いずれもコスパが良く、日本でも人気の高いプロテインを厳選しています。コスパは1食分から摂取できるタンパク質の量と金額を比較して算出しました。
同じメーカーのWPIプロテインでも、フレーバーによって多少成分が変わることがあります。例えばノンフレーバーやプレーン味はタンパク質含有率が高い傾向にありますが、このランキングではできる限り味付きのプロテインに揃えて比較しています。
ただしマイプロテインはWeb上にノンフレーバーの成分表しかないため、そちらを記載しています。味付きの他フレーバーはタンパク質含有率が若干下がると考えられますのでご了承ください。
総額ではなくタンパク質あたりのコスパで比較しています
プロテイン名 (上位順) | タンパク質 (1食の推定g) タンパク質含有率 | タンパク質kg | 金額 (2024年7月4日) | コスパ (タンパク質1gに 対しての金額) |
---|---|---|---|---|
1位 NICHIGA(ニチガ) GRASS FED WPI instant ホエイプロテイン | 26.67gg (1食約30g) 約88.9% プレーン味 | 1kg=889g (3.kg=2667g) | ¥11,030 | 4.14円 |
2位 MAD PROTEIN (マッドプロテイン) ホエイプロテインWPI | 25.1g (1食約30g) 約83.6% リッチチョコレート アミノ酸スコア100 成分表はこちら | 1kg=836g (3kg=2,508g) | 3kg ¥10,800 | 4.31円 |
3位 マイプロテイン Impact ホエイ アイソレートWPI | 23.0g (1食約25g) 約92.0% ノンフレーバー 他の味の成分表 記載なし | 1kg=920g (2.5kg=2300g) | ¥10,990 | 4.40円 |
4位 エクスプロージョン ホエイプロテインWPI | 25.4g (1食約30g) 約84.6% フルーツオレ味 アミノ酸スコア100 | 1kg=846g (3kg=2538g) | 3kg ¥11,300 | 4.45円 |
5位 REYS(レイズ) ホエイプロテインWPI | 26.1g (1食約30g) 約87.0% チョコレート風味 アミノ酸スコア100 | 1kg=870g | 1kg ¥4,460 | 5.13円 |
6位 GronGグロング ホエイプロテイン 100 WPI | 24.5g (1食約29g) 約84.4% ココア風味 アミノ酸スコア100 | 1kg=844g | 1kg ¥4,480 | 5.31円 |
7位 Gold Standard (ゴールドスタンダード)100% ホエイプロテインWPI | 24.0g (1食約30.4g) 約78.9% ダブルリッチチョコレート | 1kg=789g (2.27kg=1791g) | ¥9,990 | 5.58円 |
8位 be LEGEND (ビーレジェンド) ホエイプロテインWPI | 23.7g (1食約30g) 約79.0% 爽快グレフル風味 | 1kg=790g (900g=711g) | ¥4,460 | 6.27円 |
9位 ファインラボ ホエイプロテイン ピュアアイソレート | 16.5g (1食約20g) 約82.5% ミルクココア風味 | 1kg=825g | ¥5,996 | 7.27円 |
10位 VALX(バルクス) ホエイプロテイン WPIパーフェクト | 21.6g (1食約25g) 約86.4% チョコレート風味 | 1kg=864g | ¥6,780 | 7.84円 |
11位 SAVAS(ザバス) プロ WPIクリア | 19.4g (1食約21g) 約92.3% プレーン味 アミノ酸スコア100 | 1kg=923g (840g=775g) | 840g ¥6,610 | 8.53円 |
12位 MOTHeR BLENDS (マザーブレンズ) ホエイプロテインWPI | 24.0g (1食約60g) 約40.0% リッチチョコレート味 アミノ酸スコア100 | 1kg=400g (700g=280g) | 700g ¥3,980 | 14.21円 |
低いほどコストパフォーマンスが良い
プレーンしかないものは、プレーンで比較しています
- 1食分のグラムと摂取できるタンパク質を計算する
- 摂取できるタンパク質と価格とのコストパフォーマンスで選ぶ
- 製造場所・第三者機関による検査や認証を受けている製品を選ぶ
- タンパク質以外に摂取できるアミノ酸やビタミンなどの栄養成分で選ぶ
- 添加物や人工甘味料の少ないものを選ぶ
- フレーバーの種類や味、飲みやすさで選ぶ
- 溶けやすさ・ダマになりにくいものを選ぶ
選び方については後ほど詳しく解説します。
まずはおすすめWPIについて特徴を詳しく見ていきましょう!
1位 NICHIGA(ニチガ)GRASS FED WPI instant ホエイプロテイン
- 人工甘味料を使っていない
- 人工的な香料を使っていない
- グラスフェッド牛からとれた原料を使用
NICHIGA(ニチガ)のWPIホエイプロテインは、天然由来の成分からできています。
原料からこだわっており、自然の中で放牧され成長ホルモン剤を使わずストレスなく育ったGRASS FED(グラスフェッド)牛の乳清が使われています。また、人工甘味料や人工的な香料などを一切使用せず、天然由来の成分にこだわって作られています
人工甘味料が苦手な方におすすめです。
2位 MAD PROTEIN(マッドプロテイン)ホエイプロテインWPI
- 人工甘味料を使っていない
- 溶けやすい
- 国内で製造
- フレーバーの種類が豊富
- 自社で一貫して開発している
MAD PROTEIN(マッドプロテイン)のWPIホエイプロテインも人工甘味料が使われていません。
農薬や化学肥料を使わない自然環境の牧草を食べて育ったグラスフェッド牛から作られたミルクを原料にしています。原料の安全性と美味しさにこだわり、余計なコストを削減することでコスパの良さを両立させています。
色々なフレーバーがありますよ。
3位 マイプロテイン Impact ホエイ アイソレートWPI
- フレーバーが豊富
- 100%濃縮乳清タンパク質を使用
- ヨーロッパNo.1のスポーツ栄養ブランド
- インフォームド・チョイス認証済み
マイプロテインはフレーバーの種類が多くコスパが良いことから人気のプロテインメーカー。
WPIホエイプロテインも10種類以上のフレーバーがあり、どれも美味しく飽きずに続けられます。アンチドーピングの認証も受けており、安全性が高いのも魅力です。
好きなフレーバーを探してみたいですね!
4位 エクスプロージョン ホエイプロテインWPI
- 現役アスリートが監修したプロテイン
- 世界一の高品質と圧倒的な低価格を目指した商品
- 「日体大バーベルクラブ」のオフィシャルサプライヤー商品
- 自社工場で製造
- 第三者機関 ISO9001・ISO22000に認証されている
コスパの良さで人気のエクスプロージョンにも、WPIホエイプロテインがあります。
エクスプロージョンのWPIホエイプロテインは、最先端の技術を使った自社工場で製造されています。アンチドーピング機関の認証を受けた安全性の高いプロテインなのも安心できるポイント。
安全にお得なプロテインが買えるのは嬉しいですよね。
5位 REYS(レイズ)ホエイプロテインWPI
- 筋トレYouTuber 山澤 礼明氏監修のホエイプロテイン
- 溶けやすくて飲みやすい
- 口当たりが良くおいしさにこだわっている
- ビタミン類を7種類含んでいる
REYS(レイズ)は、YouTube登録者数90万人以上の山澤礼明氏監修のプロテインメーカーです。
WPIホエイプロテインは、高純度なタンパク質を用いながらビタミン類が7種類含まれています。美味しくて簡単に溶けやすいため、毎日手軽に飲めるプロテインです。
タンパク質と合わせて不足しがちな栄養素を補給できます。
6位 GronGグロングホエイプロテイン100 WPI
- 国内で製造されている
- 泡立ちが少なく溶けやすい
- 必須アミノ酸と11種類のビタミン配合
- フレーバーが美味しく種類も豊富
GronG(グロング)は飲みやすさにこだわったプロテインメーカーです。
完全国内で製造されており、ビタミンCやビタミンB群、葉酸などビタミン類が11種類配合されています。泡立ちが少なく美味しく飲めるフレーバーで飽きずに飲めるプロテインです。
ビタミン類も一緒に摂れるのがメリットです。
7位 Gold Standard(ゴールドスタンダード)100% ホエイプロテインWPI
- ボトルタイプで保管しやすい
- 少量から大容量まで選べる
- インフォームド・チョイス認証済み
Gold Standard(ゴールドスタンダード)はボトルタイプが珍しいホエイプロテインです。
日本人の味覚に合わせて甘味を抑えたフレーバーになっています。サイズは3つのラインナップから選べるので、まずは少量から試したいという方にもおすすめです。
少量サイズは袋タイプです。
8位 be LEGEND(ビーレジェンド)ホエイプロテインWPI
- 安心の日本国内製造
- ダマになりにくい
- フレーバーが爽やかで運動後にも飲みやすい
- インフォームド・チョイス認証済み
be LEGEND(ビーレジェンド)のWPIホエイプロテインは飲みやすくて美味しいフレーバーが豊富です。
特にフルーツ系のフレーバーは、プロテインとは思えないほど爽やかな風味で、ドロっとした食感がなくトレーニング後にジュースのようにゴクゴク飲めます。
ダマになりにくく溶けやすいので口当たりも良いですよ。
9位 ファインラボ ホエイプロテイン ピュアアイソレート
- FQSCによる管理体制
- フレーバーが豊富
- フィルターを使った独自製法で溶けやすい
- グラスフェッド牛から取れた原料を使用
ファインラボのピュアアイソレートもWPI製法のホエイプロテインです。
ドーピング指定禁止物質や異物などをチェックする成分検査が行われています。12種類のフレーバーはどれも溶けやすく、飲みやすい味にこだわって作られています。
ダマになりにくいことから人気のプロテインです。
10位 VALX(バルクス)ホエイプロテイン WPIパーフェクト
- タンパク質含有率90%超え
- 医薬品レベルの安全基準に基づき製造
- 完全に国内で製造されている
VALX(バルクス)はプロテインそのものだけを含むようにこだわって作られています。
非常に純度が高いプロテインです。フレーバーの種類が豊富でどれも飲みやすい味わいなので好みのものが見つかります。
運動後にも効率的にタンパク質を摂取できます。
11位 SAVAS(ザバス)プロ WPIクリア
- タンパク質含有率90%超え
- クリアで癖のない味わい
- フレーバーの種類が豊富
SAVAS(ザバス)プロはタンパク質含有率が高いシリーズです。
ホエイプロテインの独特な匂いを抑えてクリアな飲み心地を追求しています。運動後にもジュースのようにすっきり飲めて、効率的にタンパク質を吸収できるのがメリットです。
癖のない味で飲みやすいですよ。
12位 MOTHeR BLENDS(マザーブレンズ)ホエイプロテインWPI
- 人工甘味料を使っていない
- ビタミン類やミネラル類が13種類以上
- 食物繊維が豊富
- 食べ物としても使える
MOTHeR BLENDS(マザーブレンズ)のWPIホエイプロテインはオートミールを使ったプロテインです。
ドリンクとしてはもちろん、パンケーキや食事として食べられるのが魅力。濃厚で本格的な味わいなので置き換え食にしても満足できます。ダイエット中に不足しがちな、肌に良いビタミン類やミネラル類が豊富に含まれています。
腹持ちが良いので食べ過ぎ防止にも効果的です。
コスパの良いWPIプロテインの選び方
高タンパク質なプロテインを選ぶコツについて解説します。以下のポイントを覚えておくと自分に合ったものを選べますよ。
- 1食分のグラムと摂取できるタンパク質を計算する
- 摂取できるタンパク質と価格とのコストパフォーマンスで選ぶ
- 製造場所・第三者機関による検査や認証を受けている製品を選ぶ
- タンパク質以外に摂取できるアミノ酸やビタミンなどの栄養成分で選ぶ
- 添加物や人工甘味料の少ないものを選ぶ
- フレーバーの種類や味、飲みやすさで選ぶ
- 溶けやすさ・ダマになりにくいものを選ぶ
順番に解説します!
①1食分のグラムと摂取できるタンパク質を計算する
メーカーによって1食分のグラム数とそこに含まれるタンパク質量は異なります。高タンパク質なプロテインを探す時は、1食分のプロテイン重量から摂取できるタンパク質量を比較するのがおすすめです。
タンパク質含有量は%表示や100gあたりの含有量などで記載されています。WPIプロテインの目安は75%以上のもの、つまり1kg入りのプロテインに750g以上プロテインが含まれているものがおすすめです。
まずは1食分のプロテインの重量(一般的には30g前後)を確認し、そのうち摂取できるタンパク質がどれくらいなのかを計算するのがおすすめです。
一食あたりのタンパク質量で比較するようにしましょう。
②摂取できるタンパク質と価格とのコストパフォーマンスで選ぶ
1食分で摂取できるタンパク質の量を計算できたら、購入金額と比較してみましょう。
購入金額をプロテインの総重量で割って、先ほど計算した1食分のタンパク質含有量をかけると、一食あたりの金額が計算できます。また、全体のうち75%がタンパク質なら、購入金額の75%がタンパク質の価格、という計算もできます。
プロテインの総重量に対する価格よりも、タンパク質自体の価格を比べる方がよりコスパの高いものを選べます。
タンパク質含有量と金額のバランスを見て選ぶのがおすすめです。
③製造場所・第三者機関による検査や認証を受けている製品を選ぶ
安全性にこだわりたい方は第三者機関による検査や認証を受けている製品を選びましょう。また、製造場所が国内かどうか、安全基準を満たした工場であるかなども選ぶポイントになります。
メーカーと関わりがない第三者の立ち位置にある認証機関によって審査されていることで、透明性を保って正しい検査が行えます。このような認証があると、消費者の目線でも安全性を確かめられます。
認証の例としては、国際的なアンチドーピング機関が認定するインフォームドチョイスがあります。
ドーピングと聞くとアスリート向けかと思いますが、一般の方にとっても重要な判断基準になります。ただ健康維持のために飲んでいるとしても、毎日口にするものは安全な原料が使われているものを選びたいですよね。
インフォームド・チョイスについてはこちらで詳しく解説しています。
④タンパク質以外に摂取できるアミノ酸やビタミンなどの栄養成分で選ぶ
プロテインは基本的にタンパク質を摂取するのが目的。メーカーによっては、これに加えてビタミン類やミネラル類などの栄養素を配合しているプロテインもあります。
タンパク質の吸収を助けたり利用を促進したりと、合わせて飲むことで効果が高まる栄養素も。また、継続的に摂取することで効果を発揮することはプロテインと同様なので、一度にまとめて摂取できるのは手軽です。
サプリメントを別で飲んでいる方は手間が省けてコスパも良くなるので、ビタミン類やミネラル類入りのプロテインを選んでみてください。配合種類が多いことより、必要な基準量を満たしているかどうかで判断するのがおすすめ。
またアミノ酸に関しては、体内で合成できない必須アミノ酸をバランス良く含んでいるかが重要。ただしホエイプロテインの原料として使われている「乳清」はそもそもアミノ酸スコアが100の食品です。
そのためパッケージに記載がなくても、WPIホエイプロテインのアミノ酸スコアは100に近いと考えらます。
アミノ酸スコアについてはこちらの記事で解説しています。
⑤添加物や人工甘味料の少ないものを選ぶ
安全性にこだわりたい方は、添加物や人工甘味料が少ないものを選んでみてください。
日本国内で製造されているプロテインは、人工甘味料などを含んでいても通常の摂取の範囲内なら健康を害することはありません。発がん性リスクの可能性があるが確証は無い、と研究機関に認定されているアステルパームも使用は認められています。
ただ、毎日継続して飲むものなので、できるだけシンプルなものを口にしたい方は保存料や香料、着色料、人工甘味料などを確かめるのがおすすめです。
天然由来の甘味料、ステビアを使ったプロテインも多くあるので選択肢は幅広いですよ。
好みに合わせて向き合っていきたいですね。
⑥フレーバーの種類や味、飲みやすさで選ぶ
毎日飲み続けることで、目的に合わせた効果を発揮するのがプロテインです。一度に大量に飲むのは意味が無い上に健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、通常の摂取量を守るようにしましょう。
継続して飲めるプロテインを選ぶためには、フレーバーも重要なポイント。飽きないように種類が豊富にあるか、毎日飲める味のものがあるか、飲みやすいかを確かめましょう。
大変なダイエット中に美味しくて飲むのが楽しみになるプロテインがあれば、ご褒美のつもりで手軽に栄養を摂取できます。
飲むのが苦になると続けられないので意外と見逃せないポイントですよ。
⑦溶けやすさ・ダマになりにくいものを選ぶ
手軽に飲み続けるためのポイントとして、溶けやすさもあります。数回のシェイクで簡単に溶けるものなら、忙しい朝の時間やすぐにプロテインを飲みたい時でもサッと作れます。
また、しっかりシェイクする必要はあっても、ダマになりにくいものがおすすめ。口当たりが滑らかになり、美味しく飲めます。泡立ちが少ないかどうかもポイント。
同じメーカーでもフレーバーやプロテインの種類によって溶けやすさは異なります。
ダマになりやすい方は、シェイクの方法を見直してみるのもおすすめ。水から先に入れて、パウダーを入れたらすぐにシェイカーを回し、なじませてからよくシェイクするのがコツです。
メーカーによってダマになりにくいものもあるので、口コミをチェックしてみましょう!
WPIホエイプロテインの強み!細マッチョ・筋トレ・ダイエットに向いている理由とは?
ここまでおすすめのWPIホエイプロテインを紹介してきました。WPIホエイプロテインはWPCに比べてこのような強みがあります。
- WPCよりたんぱく質の含有量が多い
- WPCより吸収スピードが速い
- 低カロリーで余計な添加物や成分が少ない
- 乳糖不耐症の人にも適している
WPIとはWhey Protein Isolate(分離乳清タンパク質)と言うイオン交換法の略称です。WPC製法で分離されたタンパク質をさらにイオン交換により精製し、タンパク質以外の成分をほとんど除去しています。
タンパク質含有率が高いため、より効率的に体内に吸収されるのが強みです。また余計な脂質がカットされているため低カロリーでダイエット向き。牛乳由来の乳糖が含まれていないため、お腹にも優しいです。
増量せずに筋力をアップしたい方や本格的に筋トレしている方、ダイエットを目的にしている方におすすめのプロテインです。
WPI・WPC・WPHホエイプロテインの違いについて
同じホエイプロテインを原料にしていても、製法によってWPC・WPI・WPHの3種類に分けられます。それぞれの違いを簡単にまとめました。
WPC 濃縮乳清タンパク質 | WPI 分離乳清タンパク質 | WPH 加水分解乳清タンパク質 | |
---|---|---|---|
成分 | ビタミンやミネラルを できるだけ多く残すことができる | タンパク質以外の成分はほぼ除去 | タンパク質以外の成分はほぼ除去 |
タンパク質含有率 | 約70% | 75~90% | 約95% |
乳糖不耐症 | × | ○ | ◎ |
価格 | 安い | 高い | とても高い |
吸収効率 | やや速い | 速い | とても速い |
WPIはこの記事でも紹介しているもので、WPCプロテインをさらに精製し、乳糖や乳脂などを除去した精製度の高いプロテインです。
WPHはWPIプロテインをさらに吸収しやすく加工したもの。タンパク質の一部を、より細かい単位であるペプチドやアミノ酸にまで分解しています。
食事から得られたタンパク質は、多数のアミノ酸が鎖状に連なった形状をしています。体内で消化される過程で鎖が分解され、最終的にアミノ酸の形で吸収されます。この分解過程を速めてより効率的に体内へ吸収されるように加工したのがWPHというわけです。
プロのアスリートや本格的にトレーニングしている方に向いています。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、WPIホエイプロテイン(アイソレート)についておすすめや選び方、特徴など徹底的に解説してきました。
脂質がカットされているのがダイエット中に嬉しいですね!
より効率的にスピーディにタンパク質を摂取したい方は選んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!