「プロテインドリンクは腹持ちが悪い…」
「お菓子代わりに食べながらタンパク質が摂れるものってないの?」
「プロテインパンケーキを食べると太るって本当?」
今回の記事ではこのような声にお答えしていきます!
筋トレやダイエット中に欠かせないタンパク質ですが、意識しないと不足しがちな栄養素でもあります。プロテインドリンクなどで補うのも良いですが、パンケーキにもタンパク質を多く含んだ商品があります。
お菓子感覚でタンパク質が摂れるのが魅力ですが、プロテインパンケーキを食べると太るという意見を聞いて不安に感じている方もいるかもしれません。
そこで今回の記事ではプロテインパンケーキを食べると太るのか、ダイエットに向いているものの選び方や食べ方を解説します。
賢い取り入れ方を知ることでダイエットや筋トレに役立ちます。
プロテインパンケーキは太るって本当?
プロテインパンケーキを食べると太ってしまうのでしょうか?
一般的なパンケーキより、炭水化物や脂質を抑え、タンパク質が豊富になるよう作られているのがプロテインパンケーキです。そのため適量を守っていればプロテインパンケーキを食べて太るリスクは低く、むしろ筋肉の維持やダイエットのサポートに役立ちます。
ただし、あくまで他のパンケーキと比べた場合であり、そもそもパンケーキ自体がカロリーの高い食べ物であることに変わりはありません。
たくさん食べてしまうとカロリー過剰になるため注意が必要です。食べても太らない、たくさん食べた方が良いというわけではないことは覚えておきましょう。
通常の食事や間食と置き換えるなど、1日の摂取カロリーを意識して食べることで太るリスクを減らせます。
何でも食べ過ぎは危険ですね。
一般的なパンケーキとプロテインパンケーキの違いについて
では、プロテインパンケーキは一般的なパンケーキとはどう違うのでしょうか?
通常のパンケーキとプロテインパンケーキの両方を販売している日清製粉ウェルナのものを代表例として、比較検証してみました。
それぞれ特徴を解説します。
プロテインパンケーキについて
日清製粉ウェルナ プロテイン ホットケーキ | |
---|---|
原材料名 | 小麦粉(国内製造)、植物性たん白、 砂糖調整品(砂糖、小麦粉)、 でん粉、粉末植物油脂、たん白加水分解物、 食塩、卵白粉/ベーキングパウダー、 乳化剤、増粘多糖類、 香料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む) |
栄養成分 1袋(200g)あたり | エネルギー:787kcal たんぱく質:50.1g 脂質:9.7g 炭水化物:124.7g 食塩相当量:2.6g |
その他成分 | – |
日清製粉のプロテインパンケーキは、2枚分でタンパク質を30g摂取できます。1食分でタンパク質が30g含まれているのは優秀な割合。お菓子感覚で食べながらしっかりタンパク質が摂れます。
ドリンクタイプのプロテインと違って、腹持ちが良いのが魅力的。食事と置き換えても満足感があるので、食べ過ぎ予防になる点でダイエット中にも向いています。
調理方法は一般的なホットケーキミックスと同じ。牛乳または水と卵があればいつでも簡単にプロテインパンケーキが作れます。
プロテイン入りのホットケーキの中でも、特に美味しく普通のパンケーキと変わらず食べられると人気です。
一般的なパンケーキについて
日清製粉ウェルナ パンケーキ | |
---|---|
原材料名 | 小麦粉(国内製造)、米粉、 砂糖、ぶどう糖、粉末植物油脂、 食塩、バター風調味料、卵白粉/ベーキングパウダー、 乳化剤、香料、クチナシ色素、調味料(アミノ酸)、 (一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む) |
栄養成分 1袋(160g)あたり | エネルギー:593kcal たんぱく質:11.8g 脂質:5.3g 炭水化物:124.6g 食塩相当量:1.8g |
その他成分 | – |
一般的なホットケーキを家で手軽に作れるのが、ホットケーキミックス。先ほどのプロテインパンケーキと同じ日清製粉のパンケーキにはこのような商品があります。
プロテインパンケーキと作り方や材料はほとんど変わりません。ただ、炭水化物が多くタンパク質が少ないため、筋トレ中やダイエット中に食べすぎるのはおすすめしない食べ物です。
味や食感には若干違いがあるようで、プロテインパンケーキと比べると、よりしっとりしていて美味しいと感じる方も。
【結果】プロテインパンケーキと一般的なパンケーキの比較について
日清製粉ウェルナシリーズ | 栄養成分 |
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プロテイン ホットケーキ (ホットケーキ) 200gあたり | エネルギー:787kcal タンパク質:50.1g 脂質:9.7g 炭水化物:124.7g 食塩相当量:2.6g |
パンケーキ 200gあたりに再計算 | エネルギー:741.25kcal タンパク質:14.75g 脂質:6.625g 炭水化物:155.75g 食塩相当量:2.25g |
カロリーの数値を見ると、実はそこまで大きな違いはありません。特徴的な違いは栄養バランスにあります。
プロテインパンケーキはタンパク質が非常に豊富で、肉料理や魚料理に匹敵する量です。また、パンケーキにしては炭水化物が少ないのも特徴。一般的なパンケーキよりも太りにくい栄養バランスと言えます。
普段の食事でタンパク質が不足しがち、ダイエット中でも満足感のある食事やお菓子が食べたいという方は、通常のパンケーキの代わりにプロテインパンケーキを選んでみてください。
栄養バランスや美味しさで自分に合ったものを探したいですね。
太らないためのプロテインパンケーキの選び方
プロテインパンケーキなら太らない!と思って食べすぎてしまっては逆効果。普通よりは少ないとは言え、プロテインパンケーキにも炭水化物やエネルギーが含まれています。消費カロリーより多くのエネルギーを摂取してしまうと、太る原因になってしまいます。
また、プロテインパンケーキと言っても様々。以下のポイントに気を付けて選ぶことで、健康的に取り入れられます。
- 原材料や成分表を確認し、低カロリーのパンケーキを選ぶ
- 脂質や炭水化物が少なく、タンパク質が豊富なものを選ぶ
- 摂取できるタンパク質と価格とのコストパフォーマンスで選ぶ
- できる限り添加物や人工甘味料が少ないプロテインパンケーキを選ぶ
- 口コミを参考に美味しく食べられるそうなもの、作り方が手軽なものを選ぶ
プロテインパンケーキを比べるときは成分表を確認するのがおすすめ。タンパク質や炭水化物の量は必ず記載されています。ダイエット中なら炭水化物が少なく、タンパク質が多いものを選びましょう。
安い商品の中には、タンパク質量が少ないものも。コスパはタンパク質あたりの金額を計算すると比べやすくなります。
初めて食べる時は美味しいかどうかも気になるポイント。信頼できるメーカーや口コミが人気なものを選ぶ方が失敗は少ないです。
Amazonや楽天市場の口コミが参考になりますよ。
プロテインパンケーキの食べるタイミングは?
プロテインパンケーキを食べるタイミングも重要です。
- 朝食時に食べる
水分や栄養が全般的に不足している起床時に栄養を補給できる - 運動の1〜2時間前に食べる
1〜2時間前に食べることで消化の負担を抑え、運動時に栄養を供給できる - 運動後30分前後に食べる
タンパク質が吸収されやすいゴールデンタイム - 間食・おやつの代わりに食べる
朝・昼・夕それぞれの間やタンパク質が不足している時に補給できる
パンケーキは基本的に高カロリーなので、1日に食べる量は1食分くらいがおすすめです。
おすすめは朝食や間食のタイミングで取り入れること。朝からしっかりタンパク質を食べることで1日に必要なエネルギーを摂取できます。朝はパンだけ、肉類や魚類はなかなか食べられないという方は、プロテインパンケーキが有効利用できそうです。
小腹がすいたときやおやつの時間に食べる場合は、食べ過ぎに注意。切り分けたものを保存しておき、ひときれ食べる程度にしておきましょう。
運動する直前に食べてしまうと消化器官に負担がかかるため、食べるなら早めに。運動直後に食べるのも体に負担をかけるので、ドリンクタイプのプロテインよりも時間を空けるのがおすすめです。
食事の置き換えとして、プロテインパンケーキに野菜やフルーツを合わせとより栄養バランスが整いますよ。
プロテインパンケーキの作り方とおすすめ
日清製粉ウェルナ プロテイン ホットケーキミックスの作り方を紹介します。
卵と牛乳を混ぜる
ボールに卵、牛乳を入れてよく混ぜます。
ミックス粉を加える
STEP1にパンケーキのミックス粉を加えて、ダマがなくなるまで泡立器でよく混ぜ合わせます。
フライパンを準備する
フライパンを中火で熱しておきます。火から雑して、ぬれぶきんの上で少し冷まします。
焼く
フライパンを火に戻し、生地の1/4量を流し入れます。弱火で約3分半焼きます。
ひっくり返す
表面がポツポツしてきたらひっくり返して弱火で2分間焼きます。
最初は少なめにしておくとひっくり返しやすくなります。生地の量によって火の通りやすさが変わるので時々裏面を見ながら焼くと失敗を防げますよ。
簡単に作れるのでぜひ試してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事ではプロテインパンケーキは太るのか、選び方や食べるタイミングについて解説しました。プロテインパンケーキは、適量を守って食べるなら一般的なパンケーキよりも太りにくいと言えます。
お菓子感覚で食べられるのにタンパク質が摂れるのが嬉しいですね!
栄養バランスや運動量に合わせて、上手に取り入れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!