「コラーゲンプロテインって普通のと何が違うの?」
「コラーゲンプロテインには、デメリットがあるの?」
「CPIプロテインについて詳しく知りたい!」

今回の記事は、このような方におすすめです!
コラーゲンプロテインとは、コラーゲン由来のたんぱく質を含んだプロテインです。肌や髪をケアする美容成分や女性にも嬉しい成分を多く含んだプロテインとして人気を集めています。
その中でも最近注目されているのが、CPI(コラーゲンペプチドアイソレート)。名前は聞いたことがあるけれど実際はよく分からないという方もいらっしゃると思います。
そこで今回の記事では、コラーゲンプロテインについて、おすすめやメリット・デメリット、CPIプロテインの特徴など徹底的に解説していきます。



専門的な知識を踏まえて解説しています。
コラーゲンプロテインの選び方


コラーゲンプロテインを選ぶ時に参考にしたいポイントは以下の5つです。
- 加水分解(ペプチド)されているかを確認する
- コラーゲンの由来(動物 or 魚)から選ぶ
- 吸収率重視なら魚由来、コスパ重視なら動物由来
- 吸収を高めるためにビタミンCが含まれているとさらに良い
- CPI(コラーゲンペプチドアイソレート)の方がより高い効果を期待できる
- タンパク質含有量も確認する
- 1回の摂取で10g以上のタンパク質が取れるものがおすすめ
- 健康志向なら、人工甘味料不使用のものを選ぶ
- フレーバーの種類や味、飲みやすさで選ぶ
- 信頼できるブランドかつ、Amazon・楽天などで評価の高いものから選ぶ
加水分解とはより細かい分子にすることで吸収率を高める製法のこと。この記事ではすべてコラーゲンペプチドのプロテインを選んでいます。
詳しくは後程解説していきますが、コラーゲンの種類や一緒に配合されている成分によっても吸収効率やコスパが変わります。毎日飲むなら、できるだけ余計な成分が含まれていないこと、美味しく飲み続けられるものを選ぶのも大切。
味や飲みやすさはAmazonや楽天市場、公式サイトの口コミも参考になるので、特に初めてプロテインを飲む方は要チェックです。



プロテインの種類についてはこちらを参考にしてみてください。


コラーゲンプロテインおすすめランキング!コスパ順に紹介
おすすめのコラーゲンプロテインはこちら!コスパ順にランキング形式にまとめています。
コラーゲン プロテイン おすすめ一覧 | 容量 金額 1食分のタンパク質 | タンパク質含有率 タンパク質送料 コスパ (タンパク質1gに 対しての金額) | 主な美容成分 |
---|---|---|---|
![]() ![]() ①ALLUP(オールアップ)CPIプロテイン | 900g ¥5,832 1食分:29.7g | 約90.0% 810g 7.2円 | CPIプロテイン コラーゲンペプチド ビタミン多数 など |
![]() ![]() ②Nestle(ネスレ) バイタルプロテインズ コラーゲンペプチド | 360g ¥3,790 1食分:9g | 約90.0% 324g 11.69円 | コラーゲンペプチド |
![]() ![]() ③VICOLA(ビコラ)コラーゲンプロテイン | 500g ¥4,980 1食分:20.0g | 約66.66% 333.3g 14.94円 | コラーゲンペプチド ビタミン多数 など |
![]() ![]() ④クレバー コラーゲンプロテイン | 157g ¥2,160 1食分:5.1g | 約91.0% 142.87g 15.11円 | コラーゲンペプチド |
![]() ![]() ⑤LEVEL.FIT(レベルフィット)クリアプロテイン ※CPIプロテイン | 252g ¥3,116 1食分:12.2g | 約67.77% 170.7g 18.25円 | CPIプロテイン コラーゲンペプチド ビタミン多数 など |
今回の記事でご紹介するプロテインは、ほとんどが牛由来のコラーゲンプロテインです。



それぞれ解説していきます!
①ALLUP(オールアップ)CPIプロテイン


原材料名 スポーツドリンク味 | コラーゲンペプチド(ドイツ製造)、クエン酸、香料、 甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK)、 /乳化剤、V.C、V.E、ナイアシン、 パントテン酸Ca、V.B1、V.B6、V.B2、V.A、 葉酸、V.D、V.B12(一部に乳成分、大豆を含む) |
---|---|
栄養成分 1食33gあたり | エネルギー:120kcal たんぱく質:29.7g 脂質:0g 炭水化物:0.4g 食塩相当量:0.089g |
その他成分 | ビタミンA:154μg ビタミンB1:0.22mg ビタミンB2:0.23mg ビタミンB6:0.22mg ビタミンB12:0.48μg ビタミンC:18.33mg ビタミンD:1.01μg ビタミンE:1.05mg パントテン酸:0.96mg ナイアシン:2.17mg 葉酸:44μg |
ALLUP(オールアップ)CPIプロテインはコラーゲンペプチドが主成分のCPI(コラーゲンペプチドアイソレート)を原料にした次世代のプロテインです。
タンパク質含有量が高く、スッキリ飲みやすいのが特徴のプロテイン。ホエイプロテインと違って乳糖が含まれていないので、牛乳でお腹を壊しやすい方でも安心して飲めます。
さらに、アンチドーピングの国際的な認証であるインフォームド・チョイスを取得済みです。



コラーゲンやビタミン類など美容に嬉しい成分を豊富に配合しています。
②Nestle(ネスレ) バイタルプロテインズ コラーゲンペプチド


原材料名 ノンフレーバー | コラーゲンぺプチド(牛肉を含む) |
---|---|
栄養成分 1食10gあたり | エネルギー:36kcal たんぱく質:9g 脂質:0g 炭水化物:0g 食塩相当量:0.12g |
その他成分 | – |
Nestle(ネスレ) バイタルプロテインズのコラーゲンプロテインもコラーゲンペプチドを主成分にしています。
砂糖を一切使わず、脂質ゼロなのでダイエット中にもおすすめ。低分子化されたペプチドなので、吸収速度が速いのが特徴です。
冷たい水にはもちろん、温かいお湯にも溶けるので冬の時期にもぴったり。スープに溶かして朝食代わりにするなど、朝から冷たいプロテインを飲むのはつらいという方にも向いています。



無香料なので溶かす食品の味を邪魔しないのも使いやすいですね。
③VICOLA(ビコラ)コラーゲンプロテイン


原材料名 ブラッドオレンジ風味 | コラーゲンペプチド(インド製造)、難消化性デキストリン、 マルトデキストリン、ブドウ糖、オレンジ果汁粉末 /酸味料、香料、着色料(モナスカス、クチナシ)、V.C、 甘味料(ステビア、スクラロース、アセスルファムカリウム)、乳化剤、 ナイアシン、V.E、パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B1、V.A、 葉酸、V.D、V.B12、(一部に乳成分・大豆・牛肉・オレンジを含む) |
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栄養成分 1食30g あたり | エネルギー:101kcal たんぱく質:20.0g 脂質:0.06g 炭水化物:8.3g (糖質3.3g、食物繊維5.0g) 食塩相当量:0.053g |
その他成分 | ビタミンA:375μg ビタミンB1:0.6mg ビタミンB2:0.7mg ビタミンB6:0.65mg ビタミンB12:1.2μg ビタミンC:50mg ビタミンD:5.0μg ビタミンE:4.0mg パントテン酸:2.4mg 葉酸:120μg |
VICOLA(ビコラ)コラーゲンプロテインはフィットネスYouTuberのmiyakoが監修したコラーゲンプロテインです。
1杯(30g)あたり20gのたんぱく質、20,000mgのコラーゲンペプチド、5gの食物繊維を配合。おなかの調子を整えながら必要な栄養素を補給できます。
また、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、Eをはじめとする11種類のビタミンをバランス良く含んでいるのも特徴で、プロテインに加えてサプリメントを飲んでいるという方にもおすすめです。
コラーゲンの吸収に役立つビタミンCをまとめて摂取できます。



低カロリーなのにおいしく飲めると人気のプロテインです。
④クレバー コラーゲンプロテイン


原材料名 ノンフレーバー | 牛コラーゲンペプチド(米国製造)、乳清たんぱく未 乳酸菌凍結乾燥末、 穀物麺(大麦、あわ、ひえ、きび、タカキビ、紫黒米、米粉) /ヒアルロン酸、(一部に乳成分・ゼラチンを含む) |
---|---|
栄養成分 1食5.6gあたり | エネルギー:20kcal たんぱく質:5.1g 脂質:0g 炭水化物:0.05g (糖質0g、食物繊維0.05g) 食塩相当量:0.056g |
その他成分 | – |
クレバー コラーゲンプロテインは脂質・糖質ゼロの牛コラーゲンペプチドを由来にしたプロテインです。
環境に優しく安全性が高いグラスフェッド牛由来のコラーゲンペプチドを使用。さらに吸収効率の高いWPI(ホエイプロテインアイソレート)を加えています。
プロバイオティクスと呼ばれる乳酸菌を配合し消化器官の負担を減らしているのも特徴です。



無香料・無着色で植物由来の成分を豊富に使った安心できるプロテインです。
⑤LEVEL.FIT(レベルフィット)クリアプロテイン ※CPIプロテイン


原材料名 ピーチティー風味 | コラーゲンペプチド(ドイツ製造)、水溶性食物繊維、 マルトデキストリン / 香料、酸味料、甘味料(ステビア)、 ビタミンC、ナイアシン、ビタミンE、 パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、 ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12 |
---|---|
栄養成分 1食18g あたり | エネルギー:63.4kcal たんぱく質:12.2g 脂質:0g 炭水化物:3.7g 食塩相当量:0g |
その他成分 | – |
LEVEL.FIT(レベルフィット)クリアプロテインは、コラーゲン由来のタンパク質を原料にしたCPIプロテインです。
女性に嬉しい葉酸やカルシウムなどのビタミン類やミネラル類に加えて、豊富な食物繊維を配合しています。脂質0、砂糖や人工甘味料は不使用なので安心して飲み続けられるのもポイントです。
スッキリ飲みやすいので、ホエイやソイプロテイン特有のドロっとした食感や粉っぽさが苦手な方にもおすすめできます。



ティー風味でノンカフェインなのも嬉しいですね。
コラーゲンプロテインの効果・メリット・デメリットとは?


コラーゲンプロテインにはどのようなメリットがあるのでしょうか?また、毎日飲むものなのでデメリットがないか気になりますよね。
それぞれまとめるとこのようになります。
メリット | 肌のハリ・弾力がUPする(美肌効果) 髪・爪の健康をサポートする 関節・軟骨のサポートをする(関節痛の軽減) 筋力維持が可能であり、ダイエットに最適(一部の商品は筋トレ後もOK) |
デメリット | 効果を実感するのに時間がかかる 吸収を高めるためにビタミンCが必要 |



順番に解説していきます!
①肌のハリ・弾力がUPする(美肌効果)
コラーゲンプロテインのいちばんの特徴が、美肌効果を得るために作られていること。
コラーゲンは適度な水分を保持する機能があり、肌の弾力を保ってくれる重要な成分です。ただ、加齢とともに減少してしまうという特徴も。そのため意識して食品からコラーゲンを補うことで、皮膚のシワやたるみの予防に役立ちます。



コラーゲンプロテインは、飲むだけで気軽にコラーゲンを摂取できるのが大きなメリットです。
②髪・爪の健康をサポートする


美肌効果のほかにも、髪や爪の健康にも良い影響があるのがコラーゲンプロテインの強みです。
コラーゲンは髪や爪の強度を保つためにもつかわれる成分。最近薄毛が気になる…という方や爪が割れやすい、薄くて欠けやすいという方は、コラーゲンを意識して摂取することで改善が期待できます。
もちろん、美髪を目指したい方や髪にコシやツヤがほしい方にもおすすめの美容成分です。



さらにプロテインに含まれるたんぱく質は髪や爪の主成分になります。
③関節・軟骨のサポートをする(関節痛の軽減)
コラーゲンは軟骨や靭帯の成分でもあります。
関節をつなぐ軟骨はクッションのような役割がある柔らかい部位。加齢とともに体内からコラーゲンが減少するとこのクッション機能が弱まります。
コラーゲンの補給は軟骨の強化につながり、関節の柔軟性を維持するのに役立つため、関節痛を軽減したい方にとっても重要な成分です。
④筋力維持が可能であり、ダイエットに最適


コラーゲンプロテインはほかのプロテインに比べて低カロリーで低脂質なものが多く、ダイエット中のタンパク質補給にも向いています。
ダイエット中は偏った食事制限などで必要な栄養素が不足しがち。特にたんぱく質はしっかり摂る方がダイエットの効果を高められる栄養素です。
コラーゲンペプチドのアミノ酸スコアは一般的に低いとされていますが、以下の研究結果では、ALLUP(オールアップ)CPIプロテインは筋肉量の増加に関しても効果があるとされています。


一方、トレーニングや運動後に素早く栄養補給したいという回復目的では、ホエイプロテインやソイプロテインの方がコスパ面で優れています。



詳しくはこちらの記事を参考にしてください。




⑤効果を実感するのに時間がかかる
様々なメリットがあるコラーゲンプロテインですが、デメリットとして効果を実感するまでに時間がかかるという点があります。
コラーゲンを摂取した後に効果を発揮するには肌や関節のターンオーバーが必要なため、短期間で劇的な変化は期待できません。最低でも1~3ヶ月は継続するのがポイントです。
コラーゲンプロテインに限らず、運動や普段の食事とのバランスを見ながら必要な栄養素を補給するのがプロテインの賢い使い方です。



飲めば飲むほど早く効果が出るわけではないので適量は守ってくださいね。
⑥吸収を高めるためにビタミンCが必要
コラーゲンはビタミンCと一緒に摂ることで合成されるという特徴があります。そのためしっかり吸収するためには、コラーゲンだけでなくビタミンCを一緒に摂らなければならない点に注意が必要です。
コラーゲンプロテインを飲むなら、食事やサプリメントでビタミンCを意識して摂るのがおすすめです。栄養管理が難しいと感じる方は、すでにビタミンCが配合されているコラーゲンプロテインを選ぶという手もあります。



せっかく摂ったコラーゲンを無駄にしないように意識したいですね!
コラーゲンプロテインを効果的に摂るコツ


コラーゲンプロテインを効果的に飲むためのコツをお伝えします。
- 各商品の1日の摂取量を守る
- ビタミンCと一緒に摂ると吸収率UP
レモン・オレンジジュースなどとも相性が良い - 夜に摂ると肌や関節の修復に良い
睡眠中にコラーゲンが生成されるため
- 美容やエイジングケアをしたい人
- 関節や靭帯のサポートがほしい人
- ダイエット中にタンパク質を補いたい人
コラーゲンやたんぱく質などの栄養素は一度に吸収できる量に限界があります。飲みすぎると消化器官の不調を引き起こすなどかえって体に悪い影響を及ぼすことも。商品に書かれた1日の摂取量は必ず守るようにしましょう。
先ほど解説したとおり、コラーゲンはビタミンCと一緒に摂るのが効果的。パウダーを溶かすタイプのコラーゲンプロテインなら、果汁100%のオレンジジュースに溶かして飲むと美味しく効率的に栄養を吸収できます。
また、プロテインは飲むタイミングも重要です。特にコラーゲンプロテインは、夜に飲むのがおすすめ。睡眠中は、体内でコラーゲンを生成される働きが最も活発になります。肌や関節、髪、爪などの修復も睡眠中に行われるので、寝る前に栄養を補給しておくのが効果的です。



コラーゲンプロテインは美容やダイエットに向いているプロテインと言えます。
CPIプロテイン(コラーゲンペプチドアイソレート)とは?


ここまで何度か登場してきたCPIプロテイン(コラーゲンペプチドアイソレート)という言葉について簡単に解説します。
CPI(Collagen Peptide Isolate:コラーゲンペプチドアイソレート) は、コラーゲンを加水分解して純度を高め、精製したコラーゲンペプチドのことです。従来のコラーゲンペプチドよりも純度が高く、吸収効率が高いという特徴があります。
- 通常のコラーゲンペプチドよりもタンパク質含有量が高い
- 一般的なコラーゲンに比べ、味や匂いがほぼ無い
- 一般的なコラーゲンに比べ、吸収率が高い
- 筋肉量の増加に関しても効果がある研究結果あり
純度を高めているので、同じ量を摂取してもコラーゲンやたんぱく質などの栄養をより多く摂取できるのがメリット。効率的に必要な栄養素を補給できます。
またプロテイン独特の味やにおいがなく、クリアですっきりした味わいなのも特徴。水以外にもスープやジュースに溶かして飲んでも違和感なく、美味しく飲み続けられます。トレーニング後にごくごく飲みたい方にもおすすめです。
また、従来のコラーゲンプロテインよりも、筋肉量を増やす効果が期待できるという研究も。筋トレで脂肪燃焼して痩せやすい体を目指したいという方にも向いています。



美容効果、ダイエット効果を高められる新しいプロテインです。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、コラーゲンプロテインについておすすめやメリット・デメリット、CPIプロテインの特徴などを解説してきました。新世代のプロテインともあり、今後さらに飲みやすく美容成分の優れたプロテインが増えてくると予想されます。



美容にも健康にも役立つのは嬉しいですね!



ダイエットなど、自分の目的に合わせて選ぶと続けやすいですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました!