「タンパク質含有率の高いプロテインが知りたい!」
「本気で筋力アップを目指すためにおすすめのプロテインは?」
「手間を省いて効率良くタンパク質を摂取する方法は?」
今回の記事ではこのような声にお答えしていきます。
トレーニング後の栄養補給やダイエット中の置き換え食としてプロテインを飲んでいる方が増えています。せっかく飲むならより効率的にタンパク質を摂取したいですよね。
そこで今回の記事では、タンパク質含有率の高いプロテインを厳選してご紹介します。
最後に選び方も解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
タンパク質含有率の高いプロテインランキング7選【90%以上】
人気のあるブランドや知名度の高いプロテインの中から、特にタンパク質含有率が高いプロテインを厳選し、ランキング付けしました。
無水物換算値の記載があるプロテインは記載していますが、無水物換算値で90%を超えていても成分表のタンパク質含有率が90%未満のものはランキング外としております。
※無水物換算値の記載がないメーカーも多数あるため。
成分表のタンパク質含有率が90%を超えているプロテインはごくわずかでしたが、以下の7つは条件に当てはまりました。
プロテイン名 (上位順) | タンパク質 (1食の推定g) タンパク質含有率 | タンパク質kg | 金額 (2024年7月4日) | コスパ (タンパク質1gに 対しての金額) |
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1位 SAVAS(ザバス) プロ WPIクリア | 19.4g (1食約21g) 約92.3% プレーン味 アミノ酸スコア100 タンパク含量97% (無水物換算値) | 1kg=923g (840g=775g) | 840g ¥6,610 | 8.53円 |
2位 マイプロテイン Impact ホエイ アイソレートWPI | 23.0g (1食約25g) 約92.0% ノンフレーバー 他の味の成分表 記載なし | 1kg=920g (2.5kg=2,300g) | ¥10,990 | 4.40円 |
3位 VALX(バルクス) ホエイプロテイン WPIパーフェクト | 23.0g (1食約25g) 約92.0% プレーン味 タンパク含量96.4% (無水物換算値) | 1kg=920g | ¥6,780 | 7.37円 |
4位 MAD PROTEIN (マッドプロテイン) ホエイプロテインWPI | 27.1g (1食約30g) 約90.3% プレーン味 アミノ酸スコア100 成分表はこちら | 1kg=903g (3kg=2709g) | ¥9,980 | 3.68円 |
5位 エクスプロージョン ホエイプロテインWPI | 27.1g (1食約30g) 約90.3% プレーン味 アミノ酸スコア100 | 1kg=903g (3kg=2709g) | ¥11,300 | 4.17円 |
6位 リミテスト ホエイプロテイン WPI100 | 31.6g (1食約35g) 約90.2% プレーン味 タンパク含量93.2% (無水物換算値) | 1kg=902g (3kg=2706g) | ¥11,180 | 4.13円 |
7位 REYS(レイズ) ホエイプロテインWPI | 27.0g (1食約30g) 約90.0% プレーン味 タンパク含量90.1%(無水物換算値) | 1kg=900g | ¥4,300 | 4.78円 |
低いほどコストパフォーマンスが良い
プレーン・ノンフレーバーのみ
食品中の水分を除去し、純粋な乾燥物(無水物)とした場合の成分量を評価した値のこと。環境や状態によって食品内の水分量は変わるため、その影響を除いて比較できる点で有効です。
タンパク質含有率の高いプロテインには、WPI・WPHホエイプロテインなどが挙げられます。これらは通常のホエイプロテインを精製しより純度を高めています。
また、余計な甘味成分や香料などが含まれていないプレーン味やノンフレーバーもタンパク質含有率が高い傾向にあります。
選び方については後ほど詳しく解説していきます。
- 1食分のグラムと摂取できるタンパク質を計算する
- 摂取できるタンパク質と価格とのコストパフォーマンスで選ぶ
- プレーン味やノンフレーバーから選ぶ
- WPI・WPHホエイプロテインから選ぶ
- 製造場所・第三者機関による検査や認証を受けている製品を選ぶ
まずはそれぞれのプロテインについてどんな特徴があるのか詳しく見ていきましょう!
1位 SAVAS(ザバス)プロ WPIクリア
タンパク質含有率 | 約92.3% |
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- サラッとしたクリアな風味
- 国内で製造されている
- 信頼性が高い
- 溶けやすい
数多くのプロテインの中で特にタンパク質含有率が高かったのは、SAVAS(ザバス)プロシリーズのWPIクリアプロテインでした。
癖のないフレーバーでヨーグルトに混ぜたり豆乳に溶かしたり様々な飲み方ができます。
飲みやすいプロテインです。
2位 マイプロテイン Impact ホエイ アイソレートWPI
タンパク質含有率 | 約92.0% |
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- 世界中で飲まれている実績がある
- コスパが良い
- フレーバーの種類が豊富
マイプロテインのアイソレートWPIはコスパ良くタンパク質含有率の高いプロテインを飲みたい方におすすめです。
フレーバーの種類が豊富ですが、成分表の記載があったのはノンフレーバーのみでした。ノンフレーバーのタンパク質含有率は92%と高い数値です。
マイプロテインは世界的にも有名なプロテインメーカーです
3位 VALX(バルクス)ホエイプロテイン WPIパーフェクト
タンパク質含有率 | 約92.0% |
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- フレーバーの種類が豊富(90%以上)
- 医薬品レベルの安全管理
- 溶けやすく泡立ちが少ない
VALX(バルクス)ホエイプロテインのWPIパーフェクトシリーズです。
ノンフレーバー以外の味付きフレーバーでも全てタンパク質含有率が無水物換算値で90%を超えています。ダマにならずきれいに溶けるので毎日飲みやすい口当たりも魅力です。
味付きフレーバーが飲みたい方におすすめです。
4位 MAD PROTEIN(マッドプロテイン)ホエイプロテインWPI
タンパク質含有率 | 約90.3% |
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- 人工甘味料が使われていない
- アンチドーピング認証済み
- コスパが良い
MAD PROTEIN(マッドプロテイン)は、全てのフレーバーで人工甘味料が使われていません。
ホエイプロテインWPIのノンフレーバーはタンパク質含有率が90%を超えています。アンチドーピング認証済みで安全性の高い原料を使用しているのも魅力です。
検査基準があるアスリートの方でも安心です。
5位 エクスプロージョン ホエイプロテインWPI
タンパク質含有率 | 約90.3% |
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- 国内工場で製造されている
- コスパが良い
- アンチドーピングの認証済み
安全性を保ちながら低価格を実現しているエクスプロージョンのWPIホエイプロテインです。
アンチドーピングの認証を取得し、原料の安全性にはとことんこだわって作られています。
業界最安値を目指す経営努力でコストカットを実現しています。
6位 リミテスト ホエイプロテイン WPI100
タンパク質含有率 | 約90.2% |
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- 自社工場で製造
- 脂質と糖質が少ない
LIMITEST(リミテスト)のWPIプロテインのノンフレーバーもタンパク質含有率が90%を超えています。
糖質と脂質を極限までカットしているためダイエット中も安心。癖のないノンフレーバーで、ジュースや牛乳に溶かしたり、食事やお菓子作りにも使いやすいです。
様々な方法で取り入れやすいのが嬉しいですね。
7位 REYS(レイズ)ホエイプロテインWPI
タンパク質含有率 | 約90.0% |
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- 7種類のビタミン類を配合
- 溶けやすくダマになりにくい
REYS(レイズ)のホエイプロテインWPIは、タンパク質含有率が約90%です。
タンパク質含有率が90%を超えていながら、ビタミン類7種類も合わせて配合されています。簡単に溶けやすく口当たりが滑らかなことも人気です。
飲みやすいプロテインです。
タンパク質含有率の高いプロテインの選び方
タンパク質含有率の高いプロテインを探す時は、次のポイントを意識してみてください。
- 1食分のグラムと摂取できるタンパク質を計算する
- 摂取できるタンパク質と価格とのコストパフォーマンスで選ぶ
- プレーン味やノンフレーバーから選ぶ
- WPI・WPHホエイプロテインから選ぶ
- 製造場所・第三者機関による検査や認証を受けている製品を選ぶ
順番に解説します!
①1食分のグラムと摂取できるタンパク質を計算する
メーカーによって1食分のグラム数とそこに含まれるタンパク質量は異なります。高タンパク質なプロテインを探す時は、1食分のプロテイン重量から摂取できるタンパク質量を比較するのがおすすめです。
タンパク質含有量は%表示や100gあたりの含有量などで記載されています。目安は70%以上のもの、つまり1kg入りのプロテインに700g以上プロテインが含まれているものがおすすめですが、中には今回紹介したもののように90%を超えるものがあります。
まずは1食分のプロテインの重量(一般的には30g前後)を確認し、そのうち摂取できるタンパク質がどれくらいなのかを計算するのがおすすめです。
一食あたりのタンパク質量で比較するようにしましょう。
②摂取できるタンパク質と価格とのコストパフォーマンスで選ぶ
1食分で摂取できるタンパク質の量を計算できたら、購入金額と比較してみましょう。
購入金額をプロテインの総重量で割って、先ほど計算した1食分のタンパク質含有量をかけると、一食あたりの金額が計算できます。また、全体のうち90%がタンパク質なら、購入金額の90%がタンパク質の価格、という計算もできます。
プロテインの総重量に対する価格よりも、タンパク質自体の価格を比べる方がよりコスパの高いものを選べます。
タンパク質含有量と金額のバランスを見て選ぶのがおすすめです。
③プレーン味やノンフレーバーから選ぶ
プレーン味やノンフレーバーのプロテインは、タンパク質含有率が高い傾向にあります。
これは、甘味料や香料、味をつけるためのパウダーなどの余計な成分が入っていないため、相対的にタンパク質含有率が高くなるためです。
ノンフレーバーという名前ですが、ホエイプロテインそのものの味を感じることも。ホエイ独特の匂いや味わいを強く感じやすいものが多いです。
メーカーにもよりますが、粉ミルクや牛乳っぽい風味を感じる方もいます。
④WPI・WPHホエイプロテインから選ぶ
通常のホエイプロテインよりもWPI・WPHホエイプロテインはタンパク質含有率が高くなります。
ホエイプロテインを加工しタンパク質の純度を高めたものがWPIで、余計な脂質や糖質、乳糖がカットされています。牛乳を飲むとお腹を壊しやすい方にもおすすめ。
探す時は、WPIやアイソレートという名前が目印になります。
WPHはWPIをさらに加工し、体内に吸収しやすい形に分解したものです。体内への吸収効率が高く、純度が高いためタンパク質含有率が高い傾向にあります。
③製造場所・第三者機関による検査や認証を受けている製品を選ぶ
安全性にこだわりたい方は第三者機関による検査や認証を受けている製品を選びましょう。また、製造場所が国内かどうか、安全基準を満たした工場であるかなども選ぶポイントになります。
メーカーと関わりがない第三者の立ち位置にある認証機関によって審査されていることで、透明性を保って正しい検査が行えます。このような認証があると、消費者の目線でも安全性を確かめられます。
認証の例としては、国際的なアンチドーピング機関が認定するインフォームドチョイスがあります。
ドーピングと聞くとアスリート向けかと思いますが、一般の方にとっても重要な判断基準になります。ただ健康維持のために飲んでいるとしても、毎日口にするものは安全な原料が使われているものを選びたいですよね。
インフォームド・チョイスについてはこちらで詳しく解説しています。
タンパク質含有率の高いプロテインを使用するメリットについて
タンパク質含有率の高いプロテインには、WPI・WPH製法のホエイプロテインが多くありました。これらは以下のようなメリットがあります。
- タンパク質以外の成分はほぼ除去されている
- カロリーが低く、余計な添加物や成分が少ない
- 吸収効率が高い
- 乳糖不耐症の方でも飲めることが多い
タンパク質の純度を高める製法のため、不要な成分がカットされているのがポイント。糖質や脂質が少ないためダイエット中の方や、減量しながらトレーニングをしている方に向いています。
また体内で分解されやすく、吸収速度が速いためより素早く効率的に筋肉へアプローチしてくれます。
乳糖がカットされているため、牛乳がお腹に合わない方でも飲みやすいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、タンパク質含有率の高いプロテインや選び方について詳しくご紹介しました。
タンパク質だけを効率的に摂取したい方におすすめです。
コスパやフレーバーなども参考にして選んでみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!