「プロテインを辞めたら痩せた気がする。」
「プロテインを飲んで太ることはあるの?」
「プロテインを飲んで上手く痩せる方法が知りたい!」
今回の記事ではこのような声にお答えしていきます!
ダイエットに必要不可欠なタンパク質を気軽に摂取できるのがプロテイン。最近では筋力アップだけでなく減量目的でプロテインを飲む方も増えています。
ですが、プロテインを飲んで太った、プロテインを飲むのをやめたら痩せたという声を聞いて不安に感じた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回の記事では、プロテインを飲んで太ったと感じる原因や痩せるための正しい飲み方を紹介します。
プロテイン自体が悪いわけではないので、賢く利用できる知識を身につけましょう!
プロテインをやめたら痩せた理由
プロテインを毎日飲んでいた人が飲むのを辞めると、体重が落ちることがあります。この場合、考えられる理由は主に以下の2つです。
- カロリー摂取量が減少したから
- 筋肉量が減少したから
それぞれ詳しく解説します。
①カロリー摂取量が減少したから
プロテインをやめたことで、単純にカロリー摂取量が減少したことが理由として挙げられます。
プロテインパウダーやシェイクには、低いとは言えある程度のカロリーが含まれています。メーカーやフレーバーによっては、脂質や糖質が多いものも。
他の食事をしっかり食べながらプロテインも飲んでいると総摂取カロリーが多くなります。これが、運動や日常生活での消費カロリー量を上回ると、カロリーオーバーで体重増加につながる可能性が。
運動習慣が少なく食事量が多い方は、プロテインを飲まなくても栄養が足りていたため、「余分だったプロテインをやめたら痩せた」と考えられます。
栄養素によってカロリー量は異なり、以下のように計算できます。
栄養素 | エネルギー量(1gあたりのカロリー) |
---|---|
P=たんぱく質 | 4kcal/g |
F=脂質 | 9kcal/g |
C=炭水化物 | 4kcal/g |
プロテインは足りない栄養素を補うもの。栄養やカロリーは不足しても摂りすぎても良くないので、生活習慣に合わせてプロテインの量を調節するのが大切です。
②筋肉量が減少したから
もう1つの理由が、筋肉量が減少することで体重が落ちたように見えること。
プロテインによってタンパク質を補給していると筋肉の維持や増強に役立ちます。一方で、プロテインをやめるとタンパク質が足りなくなり、筋肉量が減少することも。
脂肪よりも筋肉の方が重いため、結果として体重が減ることになります。
ただし、筋肉が減ると代謝が低下するため、脂肪が燃焼されなくなり、長期的には脂肪が増える可能性もあります。無理な食事制限で体重を落としてもすぐにリバウンドするのは、これが理由です。
数値を意識しすぎず、タンパク質を補給しながら適度に運動するのが大切です。
プロテインを飲んだら太る方への対処法について
プロテインを飲むと太ったと感じる方は、以下の工夫を試してみてください。
- 脂質や糖質の少ないプロテインを選ぶ
- 飲むタイミングを適切にする
- 運動や筋トレと組み合わせる
- 摂取カロリーの確認をし、食事内容の見直しをする
それぞれ、説明していきます。
①脂質や糖質の少ないプロテインを選ぶ
プロテインを飲むなら、できるだけ脂質や糖質が少ないものを選びましょう。
味付きのものよりノンフレーバーの方が糖質は少ない傾向にあります。ノンフレーバーが飲みにくい場合は、同じフレーバー付きでも低脂質・低糖質に作られているものを選ぶのがおすすめです。
また、WPI(アイソレート)は通常のホエイプロテインWPCをさらに精製し、糖質や脂質を限りなくカットするように作られています。
参考例として、MAD PROTEIN(マッドプロテイン)のアイソレートは脂質や炭水化物は少なく、タンパク質含有率が高いプロテインです。
MAD PROTEIN(マッドプロテイン) WPIホエイプロテイン | リッチチョコレート味 |
---|---|
原材料名 | 乳清タンパク(イギリス製造) ココアパウダー、食塩、 ミネラル含有酵母(亜鉛、銅、セレン、クロム) イヌリン、真昆布粉末、乳酸菌末 /香料、乳化剤、甘味料(ステビア)、 VC、ピロリン酸第二鉄、ナイアシン、VE、 パントテン酸Ca、VB6、VB2、VB1、VA 葉酸、ビオチン、VD、VB12(一部に乳成分・大豆含む) |
栄養成分表示 (1食30gあたり) | エネルギー:109.6kcal たんぱく質:25.1g 脂質:0.6g 炭水化物:1.8g 食塩相当量:0.33g |
その他成分 | ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、 鉄、亜鉛、クロム、セレン、銅、ヨウ素 |
引用元:マッドプロテイン公式サイト
2024.9.20時点
また、植物性タンパク質が元になったソイプロテインも脂質や糖質が少なめ。腹持ちが良いためダイエットにもぴったりです。
②飲むタイミングを適切にする
プロテインを飲むタイミングも重要です。
運動後は、タンパク質が効率的に体内に吸収され筋肉修復に役立つため、プロテインを飲むベストタイミング。余分なカロリーを溜め込みたくない方でも安心して飲めます。
一方、就寝前などカロリー消費量が少ない時間帯に大量にプロテインを飲むと、体重が増加しやすくなります。
睡眠中に成長ホルモンの働きを促せるというメリットを活かすなら、就寝1〜2時間前に適量を飲むのが良いですよ。
プロテインを飲むおすすめのタイミングをまとめました。
- 朝食時に飲む
人間の体は起床時に水分や栄養が全般的に不足している状態 - 運動の1時間前に飲む
1時間前に飲むことで消化の負担を抑え、運動時への効果が期待できる - 運動後30分以内に飲む
プロテイン摂取のゴールデンタイム - 就寝の1〜2時間前に飲む
成長ホルモンの働きを促せるため - 間食・おやつの代わりに飲む
朝食・昼食・夕食の中間で飲むことを推奨
タンパク質が不足している時に飲みましょう
1日に飲む回数は朝・昼・夜の2〜3回が推奨されています。
タンパク質や栄養素が枯渇しているタイミングでプロテインを飲むことで、効率的に体内へ吸収されます。ただし、一度に吸収できるタンパク質量は限られているので、適量は守るようにしましょう。
③運動や筋トレと組み合わせる
筋肉を増やすためにプロテインを飲むなら、運動や筋トレと組み合わせることでより効果が高まります。
運動量を増やすことでカロリーを消費できるだけでなく、筋肉をつけて基礎代謝アップにもつながります。日常生活で消費するエネルギーが増えるため、自然と痩せやすい体を目指せるのがメリットです。
もし運動量が少なく食事量が多いと、余分なカロリーが脂肪として蓄積されることも。
おしゃれな筋トレグッズや初心者でも扱いやすい運動器具が販売されているので、少しずつ取り入れてみてください。
④摂取カロリーを確認し、食事内容の見直しをする
プロテインを飲んでいても、他の食事内容が高カロリーでは効果が薄れます。運動による消費カロリーが増えても、食事から得る摂取カロリーが多いままでは、エネルギーが余ってしまうためです。
まずは食事内容を見直し、バランスの取れた食生活を心がけましょう。ダイエット中はタンパク質を多めに、脂質・糖質を少なめにするのがおすすめ。炭水化物を完全に抜くなど偏った食事よりも、バランスを意識するのが大切です。
プロテインは普段の食事で足りない分を補うように飲みます。そうすることでプロテイン摂取による体重増加を防ぎつつ、効果的に基礎代謝を上げられます。
食事管理にはこちらの記事を参考にしてみてください。
筋肉量を増加させ、上手に痩せる方法
筋肉量を増加させて上手に痩せる方法をまとめました。この中からまずはひとつだけ、生活に取り入れやすいものを意識してみてください。
- 1日の摂取カロリーの目安を知る
- PFCバランスを理解し、糖質や脂質を減らしてタンパク質を増やす
- 消費カロリーを増やす
(エレベーターの代わりに階段を使うなど) - 野菜や果物、海藻類、きのこ類を意識して食べ、食物繊維を摂る
- 野菜を意識して食べ、ビタミンやミネラルを摂る
- 週に1回〜2回筋トレをする習慣をつけ、筋肉量と基礎代謝を高める
- 適切な水分補給を心がけ、砂糖の入った飲料は避ける
- 食事の間隔を空けすぎないようにし、夜遅くにできる限り食べない
- 朝食をしっかり食べる
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 糖質の少ないものから先に食べる
- 十分な睡眠をとる
- ストレスをためない
- ウォーキング、ランニング、水泳などの有酸素運動は筋トレと違う日に行い、できれば筋トレを優先的に行う。週に1回くらいで良い。
全てを意識しようとするとストレスになり、結局続けられなくなることも。まずは食事をゆっくり噛んでみよう、エスカレーターより階段を選ぼう、と自分の生活に取り入れやすいものから試してみましょう。
慣れてきたら意識せずとも続けられる習慣になっていきます。
少しでも意識して実行できたら自分を褒めることも忘れずに。楽しみながら無理なく続けられることが大切です。
無理に追い込むよりも続けられることが大切です。
運動方法が知りたい方はトレーナーにご相談ください。
Ciel(シエル)パーソナルジム
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- 加圧・パーソナルトレーニング
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- ボディケアなど
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事ではプロテインを飲んで太ったと感じる原因や痩せるための正しい飲み方を紹介してきました。
プロテイン自体に太る原因があるわけではなく、運動習慣や食生活とのバランスが大切です。足りない栄養を補って筋肉量を増やすために、賢くプロテインを利用しましょう。
プロテインの選び方や飲み方も大切なんですね。
食生活や運動習慣を振り返ってプロテインの量を調節してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!