トレーニングを始めたいけど怪我をしないか心配…。
起こりやすい状況や対処法を知っておけば怪我は防げます!
筋力アップやダイエットのために行うトレーニングですが、一歩間違えると怪我のおそれもあります。正しい知識を持っていないと、怪我を防げなかったり対処方法を間違ってしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、筋力トレーニング時に起こりやすい怪我と予防策、怪我した時の対処法について解説していきます。
特にトレーニング初心者の方やこれまで運動経験が少ない方は、まずは知ることが大切です。
せっかくの努力を無駄にしないためにも、怪我について一緒に学習していきましょう!
筋力トレーニング時に起こりやすい怪我について
筋力トレーニング中には、捻挫や脱臼などの怪我からトレーニング機器の使用方法を誤ったことによる事故といった危険があります。
ここでは、特に怪我が発生しやすい筋トレBIG3と言われるトレーニングについて解説していきます。
ベンチプレス・スクワット・デッドリフトの3つです。
注意点を知っていれば防げるものなので、トレーニング前に確認しておきたいですね!
①ベンチプレスにおける怪我
ベンチプレスは上半身を鍛えるトレーニングで、ベンチに寝転がった状態でバーベルを持ち上げることで行います。
特に肩や手首の怪我につながりやすい筋トレです。
手首が反った状態で行うと、手首を怪我することがあります。重すぎる負荷をかけてしまい、バランスを崩して手を挟んでしまう事故も起きています。
また、バーベルを下げるときに肩甲骨を内側に寄せるように注意しましょう。
肩甲骨が内側に寄らないと肩関節が脱臼しやすい状態になり、肩の前側にある靭帯などを痛める原因になります。
ベンチプレスをする時の注意点
- 肩で上げないようにし、胸筋を使ってバーベルを持ち上げる
- 肩甲骨を内側に寄せた状態でバーベルを持ち上げる
- バーベルやダンベルを握った時に、手首を反りすぎないようにする
正しいフォームで行うことで怪我は防げるんですね。
肩でバーベルを上げてしまうと怪我に繋がりやすいです
②スクワットにおける怪我
スクワットは手軽にできる筋力トレーニングですが、実は膝や腰の怪我が起きやすいです。膝とつま先の向きがずれないように注意しましょう。
例えば、つま先が外を向いて膝は内側に入っていると膝に負担がかかり、怪我につながります。
また背中が反ったり猫背にならないように意識しましょう。
特にバーベルを背負ったスクワットは背中が丸まってしまい腰に大きな負担がかかってしまうことがあります。
スクワットをする時の注意点
- 膝とつま先が同じ方向を向くようにする
- つま先ではなく、かかとに重心がいくようにする
- 背中が過度に丸まったり反ったりしないようにする
トレーニングが逆効果にならないように気をつけたいですね。
③デッドリフトにおける怪我
デッドリフトは、床に置かれたバーベルを膝の上まで持ち上げるトレーニングです。
無理な体勢で行うと腰の怪我につながりやすいトレーニングです。
バーベルを上げ下げするときに背中が丸まると腰に負担がかかってしまうので、まっすぐに背筋を伸ばすことを意識しましょう。
デッドリフトをする時の注意点
- バーベルを床から持ち上げる時に背中を丸くしない
- バーベルを下ろし始めた時に背中を丸くしない
- バーベルが床につける時に背中を丸くしない
どこの筋肉を使っているかを意識することで、怪我の予防につながります。
筋力トレーニング時に怪我をしたときの対処法について
筋力トレーニング時に怪我をしてしまったらどうすれば良いのでしょう?
覚えておきたい怪我への対処法について解説していきます。
①炎症が起きているかを調べ、炎症が起きていたら冷やす
筋力トレーニング時に怪我をした場合は、RICE処置が有効です。
患部を安静にする(Rest)、氷で冷却する(Icing)、包帯やテーピングなどで圧迫する(Compression)、患部を心臓より高く挙げる(Elevation)の頭文字を取って名付けられています。
特別な道具や知識は必要ではなく誰でもすぐに対応できるので、怪我をした本人や周囲の人がスピーディーに応急処置をすることが可能です。
素早く応急処置することで怪我の治りが早くなり、障害を最小限に抑えられます。
RICE処置は捻挫や打撲などの怪我に適した処置方法なので、筋力トレーニングをする人は必ず覚えておきましょう。
②医療機関で治療を受ける
冷やすなどの応急処理方法をしても、多くの場合痛みが残ったり予期せぬ障害が起きることもあります。
そのため怪我をしたときは、整骨院などの医療機関で治療を受けることを推奨します。
筋力トレーニングによる怪我で多い捻挫は、素人が見ただけでは判断できないものもあり、専門家から治療を受けることが重要です。
病院はもちろん、接骨院でも見てもらえることがあります。
特に接骨院は気軽に行きやすく、解剖学や生理学を熟知した先生が診てくれるメリットがあります。
筋トレの専門家なら、怪我をした原因や代わりのトレーニングを教えてもらえたり、より安全な体の動かし方を習うことも可能です。
新宿・立川エリアでは、Ciel(シエル)整骨院がおすすめです。
パーソナルジムも運営しているので、治療後に適したトレーニングや体に負担がかからないフォームなどをしっかり教えてくれます。
治した後もさらに怪我をしないようにすることが大切です。
Ciel(シエル)整骨院
東京都中野区南台1-1-2
シャルム西新宿1F
03-6300-6085
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
完全予約制です
-サービス内容-
- 腰痛・肩こり・骨盤矯正・坐骨神経痛・偏頭痛・スポーツ障害・膝の痛み・股間節痛・椎間板ヘルニア・けんしょう炎・寝違え・交通事故治療など
- 医療用3DEMS
- 小顔エステ
- 身体の痩身エステ など
自己流で応急処置をして痛みが引いた場合でも、トレーニングを再開するとまた痛みが出たり重大な怪我につながることがあるので油断大敵です。
応急処置をしっかりして、そのあとは専門家に治療してもらうのが大切なんですね。
筋力トレーニング時に怪我をしないための予防策5選
続いては、筋力トレーニング時に怪我をしないための予防策について解説していきます。
せっかくトレーニングするなら怪我を防ぐ方法を知っておきたいですよね。
①正しいフォームで筋力トレーニングする
まず大切なのが正しいフォームで筋力トレーニングをすることです。先ほど紹介した怪我が発生しやすい筋トレBIG3でも、フォームによって怪我が起きることがあります。
正しいフォームでトレーニングすることで怪我が防げるだけでなく、より効率的に筋肉を鍛えられます。
間違った姿勢でトレーニングをしていると、かえって逆効果になってしまうものもあるんですね。
また、ひとりでトレーニングをしていると自分の癖に気が付きにくく、正しい方法でできていない恐れがあります。
人に見てもらったり専門家に教えてもらうことで、怪我をしにくい正しいフォームを身に付けることが可能です。
努力した分を最大限生かすためにも、きちんとフォームを学ぶことは大切ですよ。
②入念にウォーミングアップする
次に、筋力トレーニングの前に入念なウォーミングアップすることが大切です。
ウォーミングアップは本格的に筋力トレーニングを始める前に軽い運動をして体を徐々に慣らすことです。
- ストレッチや柔軟体操をする
- 軽くジョギングする
- 軽い負荷のものから始める
例えばベンチプレスであれば軽いものから持ち上げるといった具合ですね。
体を動かして筋肉の準備をしておくことで、怪我の予防につなげられます。
普段あまり運動しない方や久しぶりのトレーニング、寒い冬場などは特に入念にウォーミングアップをしましょう。
体がしっかり温まることが目安です。
③筋トレ後にクールダウンする
初心者の方が忘れやすいのが、筋トレ後にクールダウンすることです。ウォーミングアップと同じぐらいクールダウンも怪我の予防に重要です。
クールダウンはトレーニング後に軽い運動することで、体に疲労を残さないという効果があります。
きついトレーニングや激しい運動の後は、筋肉に負荷がかかり硬くなってしまいます。
これを放置すると肉離れや筋肉痛の原因になります。
クールダウンで体をほぐすことで筋肉が緩み、柔軟性が高まるので怪我のリスクを下げられます。
筋力トレーニングのあとは、必ず以下のようなクールダウンを忘れないようにしましょう。
- 負荷をかけた部分をストレッチする
- 柔軟体操や軽いジョギングする
ウォーミングアップとクールダウンはセットで覚えておきたいですね!
④適切な食事や栄養を摂取する
適切な食事や栄養を摂取することも怪我の予防においては重要です。トレーニングで鍛えた後は、しっかりと栄養を補給することで頑丈な筋肉を維持できます。
トレーニング後の食事は、十分な量を摂取することと栄養バランスが重要です。
食事もトレーニングの一部、とも言いますよね。
適切な栄養を摂るには、PFCバランスという考え方が参考になります。
PFC | 解説 |
---|---|
P=タンパク質 | 筋肉にとって最も重要な栄養。肉、魚、卵、乳製品、豆類などに豊富。 |
F=脂質 | 効率の良いエネルギー源として重要な栄養。 |
C=炭水化物 | 運動や脳の動きに必要なエネルギー源である糖質と食物繊維に分けられる。 |
PFCバランスとは、これらの栄養素をバランスよく摂取することで健康に良い食生活の指標とする考え方です。
- タンパク質:30%
- 脂質:20~30%
- 炭水化物:40〜50%
目指している体格や目的によって前後しますが、筋トレをするなら一般的には上記が目安です。
トレーナーに必ず質問するようにしましょう。
この栄養素だけ摂取すれば良いというものはなく、逆にある栄養素はまったく摂取しないのが良いというわけでもありません。
自分の体に合った量をバランス良く摂ることがPFCバランスにおいては重要です。
脂質も炭水化物も体にとっては重要な栄養素なんですね。
⑤睡眠時間を十分に確保する
最後に、睡眠時間を十分に確保することも怪我の予防に役立ちます。睡眠中は、体を休めるだけではなく新陳代謝や筋肉の回復が行われています。
十分な時間眠ることで、成長ホルモンが正常に分泌されより強い筋肉へ回復されます。
また、睡眠不足の状態で過度なトレーニングを行うことは、体の不調や大きな怪我を招く恐れがあり大変危険です。
日常的に睡眠時間をしっかり取れるように意識したいですね。
パーソナルトレーニングジムで正しい筋トレを学ぶことも大切
正しいトレーニング方法を学ぶことで、思わぬ怪我を防ぐことができます。
さらにより短期間で、高い効果を得やすいです。
人によって癖や習慣は異なり、それによって向いているトレーニングや正しい筋トレ方法が変わっています。
パーソナルトレーニングジムでは、ひとりひとりに合った正しい筋トレを直接学べます。
Cielパーソナルジムでは体のことを熟知した専門家があなたに合ったトレーニング方法をご提案します。
一緒にトレーニングすることで続けやすいというメリットもあるので、飽き性が心配な方にも向いています。
Ciel(シエル)パーソナルジム
予約:03-6300-6085
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
完全予約制です
-サービス内容-
- 加圧・パーソナルトレーニング
- マタニティトレーニング
- 整体
- ボディケアなど
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、筋力トレーニング時に起こりやすい怪我と予防策、怪我した時の対処法について解説してきました。
対処法やフォームなど正しい知識を持っておくことで、安全にトレーニングを続けることが可能です。
もしもの時のためにしっかり覚えておきたいですね!
安全に楽しくトレーニングするサポートができていれば嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました。